風花について

みちのく山形の、更にその先の道の奥。
秋田と県境を接する山村・真室川町で、週に2日だけ営業するおはぎ専門店です。地元のおばあちゃんたちが手間ひまかけてこしらえる絶品おはぎをベースに、雪国真室川の山・里・雪のめぐみを活かした素材本位のおはぎを製造販売しています。

風花だからできること
人口減少下の農山村だからできること。
豊かに降り積もる雪が育む美味しい食材を農家から直接仕入れ、当地で連綿と伝承され暮らしを支えてきた“手間ひま”を惜しまず、素材本来の美味しさを活かした素朴で真面目なおはぎをこしらえています。

私たちの挑戦

風花では、
真室川町に古くから伝わる「伝承野菜」や
川沿いなどに自生し郷土料理に欠かせない沢胡桃・鬼胡桃、
ほぼ自家用でしか作られていない小豆など
貴重で希少な食材を農家さんから直接仕入れ
大切に使っています。

風花がおはぎを作り続けることで、
私たちの大切な食資源・食文化を
後世に伝えられると信じて、
日々心を込めておはぎをこしらえています。

小さくても経済循環を生み出すことで
伝承野菜の生産者や生産量を増やしたい。
それが私たちの願いであり、挑戦です。

元地域おこし協力隊員のふたりが、2021年2月に一般社団法人雪と暮らし舎を設立。

「雪のおはぎ*風花」は、プレオープン期間を経て2022年4月に真室川町大字新町にオープンしました。

皆様のご来店、ご用命を心よりお待ちしております。

風花のおはぎ

風花のおはぎは、甘さ控えめで小ぶりです。

ぜひ複数種類のはぎを一度にお楽しみください!
(2個3個をペロリとお召し上がりくださる女性も沢山いらっしゃいます!)

お店では、通常4種類ほどのおはぎをご用意しています。
内容は、「あんこ」と旬の食材をベースにして、残りの2~3種類を週替わりでローテーションしています。

インスタグラムではその週にご用意するおはぎの種類をご案内しています。ぜひご覧ください。

最上地域産の小豆に北海道産を加えて自家製餡しています。小豆の風味が味わえる甘さ控えめの「つぶ餡」です。

真室川町の伝承野菜に登録されているささげ(インゲン豆)の「七夕白ささぎ」を用いた白餡のおはぎです。滑らかな食感と優しい甘さが特徴です。

最上地域の山野や河川敷に自生する鬼胡桃・沢胡桃を用いています。工房で殻を割りクルミを掻き出し、製造当日にすり鉢に当てて製餡しています。

真室川町の伝承野菜に登録されている大豆の「青黒」を、製造当日に乾煎りしきな粉を作っています。大豆の風味を残すためあえて浅煎りで仕上げています。

収穫当日に湯掻き真空冷凍保存しておいた枝豆をすり鉢にあててずんだ餡にし、餅でくるんだうえにきなこを掛けた“豆まめしい”おはぎです。ずんだの豊かな香りと優しい旨味・甘さが味わえる一品です。

ささぎ餡をベースに、金山町特産の落花生「ビーナッツ」のペーストを贅沢につかったおはぎです。落花生の豊かな旨味と香ばしい風味、粗みじんした落花生で刻むビートが楽しい一品です。

山菜採り名人が手摘みしたよもぎを餅に混ぜ込み、風花のあんこを乗せました。あんこの甘味とマッチしたほろ苦さと爽やかな香りが楽しめるおはぎです。

店舗住所と営業日

〒999-5312
山形県最上郡真室川町大字新町220-8
TEL 0233(29)6215

【営業日時】
金曜日 11:00~17:30
土曜日 10:00~17:00
※売り切れ次第終了となります
※上記日時であってもイベント出店などでお休みいただくことがあります。詳しくはInstagramでご確認ください。